歳時記

山里の雪間の草のように

2017年03月11日
マカロン歳時記

花をのみ待つらん人に山里の

雪間の草の春を見せばや  藤原家隆

(華やかな花が咲くのだけを待っている人に見せてあげたいものだ

山里の雪の間に芽吹いた草にも春が訪れていることを)

 この歌は、鎌倉初期に藤原定家と並び称される歌人であった藤原家隆が詠んだものです。

不完全なものの中に美を見出す達人であった千利休や岡倉天心が好んで引いた歌でもあります。

現在世の中は華やかなもので溢れています。その中で、鐵扇は「山里の雪間の草」のような存在でありたいと願っています。これは、わたくしどものテーマであり理念でもある『素と融和』の「素」へも通じています。

「歳時記」では鐵扇のある風景や季節のおすすめなど、みなさまの暮らしにほんの少しの色どりを添える商品や食材、生産者の方々などをご紹介していきたいと存じます。

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